71. 自惚れというものの鼻を叩き割る

■例文
 全部は肯定しないけれども、知識人の自惚れというものの鼻を叩き割ったという功績は、絶対に認めます
 全部は肯定しないけれども、知識人の自惚れをくじいたという功績は、絶対に認めます

■違い
 「自惚れというものの鼻を叩き割る」という言葉から、鼻をこぶしでパンチして骨を粉砕している光景が思う浮かぶ。力強い。
 連想の働きやすい言葉を選んだほうが威力が高い。
 「というものの」という表現はよく使う。「というものの」の中には、「自惚れ」から来る、傲慢な立ち振る舞いや、威圧的な言葉使い、などの派生物もろもろが含まれている。