158. どっぷりと涵す

■例文 三島由紀夫 「金閣寺
 汚れた水が淀み、こちら岸の葉桜並木の影をどっぷりと涵(ひた)していた
 汚れた水が淀み、こちら岸の葉桜並木の影を落としていた

◇画像がアップロードできない
■違い
 「どっぷりと涵す」のほうが、水分を含んで重々しく見えている感じ。地面に影が落ちる場合は、この表現を使えない。影の落ちる場所から、表現を考えればいいのか