2011-09-23 248. 澱みなく答えた ■例文 三島由紀夫 「春の雪」 と澱みなく答えたが、声はひどく低くてききとりにくく、 と円滑に答えたが、声はひどく低くてききとりにくく、 ◇川の上で食べる ■違い 「澱みなく答えた」のほうが、清らかな声って感じ。 清らかな声というと、三島由紀夫の「潮騒」という小説で次のような文がある。 『少女はなす術を失って、まだ肌着を着ようともしていなかった。もう一度、鋭い清らかな声でこう叫んだ。「目をあいちゃいかんぜ!」』 かわいい。