248. 澱みなく答えた 

■例文 三島由紀夫 「春の雪」
 と澱みなく答えたが、声はひどく低くてききとりにくく、
 と円滑に答えたが、声はひどく低くてききとりにくく、

◇川の上で食べる
■違い
 「澱みなく答えた」のほうが、清らかな声って感じ。
 清らかな声というと、三島由紀夫の「潮騒」という小説で次のような文がある。
 『少女はなす術を失って、まだ肌着を着ようともしていなかった。もう一度、鋭い清らかな声でこう叫んだ。「目をあいちゃいかんぜ!」』
 かわいい。