275. 潔癖に拒んで 

■例文 三島由紀夫 「春の雪」
 本多は自分の空想が、若い彼にも何となく感じられるそういう傍聴人たちの想像に、まぎれ入るのを潔癖に拒んで
 本多は自分の空想が、若い彼にも何となく感じられるそういう傍聴人たちの想像に、まぎれ入るのをきっぱりと拒んで

◇水に入りたくない馬
■違い
 「潔癖に拒んで」のほうが、高潔な感じ。