284. 観念も信仰も隔たる世界へ 

■例文 三島由紀夫 「春の雪」
 そして王子たちの殊勝な礼拝を、嘲るような気持はもちろんなかったにせよ、今まで同じ学友と思っていたものが、ふいに観念も信仰も隔たる世界へ飛び立ったような気がするのだった
 そして王子たちの殊勝な礼拝を、嘲るような気持はもちろんなかったにせよ、今まで同じ学友と思っていたものが、ふいに遠い世界へ飛び立ったような気がするのだった

セーラームーンおじさん
■違い
 「観念も信仰も隔たる世界へ」のほうが、一種異様な感じ。