2011-07-23から1日間の記事一覧

202. 検束 

■例文 西田幾多郎 「善の研究」 或人は放縦無頼(ほうしょうぶらい)社会の規律を顧みず自己の情欲を検束せぬのが天真であると考えておる 或人は放縦無頼(ほうしょうぶらい)社会の規律を顧みず自己の情欲を拘束せぬのが天真であると考えておる ◇荷台に凝集…

201. 事前の空想で修飾 

■例文 三島由紀夫 「仮面の告白」 あまりに待たされたもの、事前の空想で修飾されすぎたものからは、とどのつまり逃げ出すほかに手がないのだった あまりに待たされたもの、事前の空想で期待されすぎたものからは、とどのつまり逃げ出すほかに手がないのだっ…