202. 検束 

■例文 西田幾多郎 「善の研究
 或人は放縦無頼(ほうしょうぶらい)社会の規律を顧みず自己の情欲を検束せぬのが天真であると考えておる
 或人は放縦無頼(ほうしょうぶらい)社会の規律を顧みず自己の情欲を拘束せぬのが天真であると考えておる

◇荷台に凝集する人たち
■違い
 「検束」のほうが、しっかり調べてそう
 自分の情欲を縛らないだけでなく、情欲の質について調べてることもしていないんだということを、暗に指摘しているんでしょうか。