173. 命に奥行がある 

■例文 夏目漱石 「三四郎
 ある掬(きく)すべき情景に逢うと、何遍もこれを頭の中で新(あらた)にして喜んでいる。その方が命に奥行があるような気がする
 ある掬(きく)すべき情景に逢うと、何遍もこれを頭の中で新(あらた)にして喜んでいる。その方が命が甦るような気がする

◇蒼い鳥居
■違い
 「命に奥行きがある」のほうが、凝縮して凝縮して、密度の高い感情が保証されるような気がする