211. イメージが意識の裏側にはりつく 

■例文 西部邁 「大衆への反逆」
 この綱渡りのイメージが僕の意識の裏側にどこまでも執拗にはりついていたように思われます
 この綱渡りのイメージが僕の頭の片隅に沈澱していたように思われます

◇サギの綱渡り
■違い
 「意識の裏側にどこまでも執拗にはりついていた」という言葉から、脳みそを半分にスライスして、その裏側にペタッと、綱渡りの画像を張りつけた場面が思い浮かぶ。意識のすべてを、裏側で根拠づけている感じ。
 一方、「頭の片隅」だと、意識の一部。