221. 残る隈なく 

■例文 三島由紀夫 「春の雪」
 あれほど青年の精力が残る隈(くま)なく役立てられた時代は、もう二度と来ないのでありましょうか?
 あれほど青年の精力が全て役立てられた時代は、もう二度と来ないのでありましょうか?

◇神風
■違い
 「残る隈なく」のほうが、丁寧にくみ取っている感じ。