60. よく思い出すのです

■例文
 ぼくは「痴人の愛」という小説をよく思い出すのです
 ぼくは「痴人の愛」という小説をここで参照したいと思います

■違い
 「よく思い出すのです」のほうが、思い入れが深い
 何かの本を引用するときに、「そういえば、痴人の愛という小説があったのですが、あれは〜」という感じでだらだらと進めるよりも、いったん切った方がいい。
 痴人の愛という小説は、ぼくが好きだった人が好きだった本。